テクノコート レーザー
従来の溶接では不可能だった 精密肉盛・溶接が可能です。ひずみ・二番ひけ・ピンホール等のない精密・高品質な肉盛
 ・溶接が可能です。大きな金型から精密金型まであらゆる金型の補修が可能。
仕様
項目/機種 TL-150S
レーザー光線 Nd:YAG
レーザー波長 1064nm
平均出力 150W
パルス出力時間 0.5ms~20ms (0.1ステップで可変)
パルス周波数 0.5Hz~15Hz (0.1ステップで可変)
焦点直径 0.1mm~2.0mm (任意可変)
入力電源 単相 AC 200V / 220V  50 / 60Hz
テーブル可動範囲 X :250  Y :130  Z : 200mm
作業面 : W 500 × L 350mm
テーブル耐荷重 100kg (操作荷重60kg)
寸法

重量
① 電源本体 W 460 × L 650 × H 930mm : 90kg
② レーザーヘッドW 110 × L 1300 × H 140mm : 20kg
③ 架台/トランス W 400 × L 770 × H 820mm : 185kg
④ 水冷装置 W 475 × L 550 × H 830mm : 70kg
⑤ 作業テーブル W 500 × L 400 × H 600mm : 70kg
レーザーヘッド電動架台
(オプション)
W 800 × L 1000 × H 1660mm : 130kg

<可動範囲>
前後スライド幅 : 700mm
X :140  Y :140  Z : 600mm
ヘッド回転角度 : ± 90°  回転軸 : 360°

特長
マイクロスコープで肉盛部を見ながら作業できるため、高度なスキルが不要。
短期間のトレーニングで、どなたでも精密肉盛が可能です。
レーザー光のパルス状スポット照射により、肉盛材料のみを瞬時に溶融し、素材に合金化・堆積するため素材への熱入力が低くひずみ、応力が発生しません。
ワークを溶融しないため二番ひけ(アンダーカット)が発生しません。
肉盛材がワーク表面に合金化・拡散するため密着力が強く、剥離しません。
アルゴンガス等で肉盛部をシールドするため酸化が起きず、良質な肉盛が可能。
ピンホール・巣などの欠陥が発生しません。
狭い溝や穴の底面、側面、内面、内角の隅肉への肉盛も可能です。
肉盛量を最小限にコントロールできるため、仕上加工の時間と費用を大きく軽減できます。
一般的なアルゴン溶接で必要なワークの予熱・後熱が不要です。
ワークと同じ素材で肉盛できるため、硬度差が発生しません。また肉盛後のシボ加工、クロムめっき等の表面処理も可能です。
ほとんど全ての鋼素材のほか、アルミニウム、銅合金、チタニウム、ステンレス、金などへの肉盛・溶接、異種金属間の肉盛・溶接も可能です。

用途
① 金  型 プラスチック、ゴム、ダイカスト、プレス、ガラス金型等への肉盛。
② 機械部品 各種機械部品の摩耗部、キズ、ピンホール、加工ミス部等への肉盛。
③ 溶接不良 アルゴン(TIG)溶接等で発生した二番ひけ、ピンホールの肉盛補修。
④ 精密部品 各種電子部品、センサー、コネクター等の微細な箇所への肉盛・溶接。
⑤ 異種金属 異種金属間の肉盛、溶接。
⑥ 薄板金属 薄板金属への肉盛、溶接。
⑦ 医療分野 歯科技工、医療機器への肉盛、溶接。
⑧ 宝飾品 宝飾品、貴金属、時計、メガネ等への肉盛、溶接。
⑨ マーキング 金型、機械部品へのマーキングおよび刻印、文字消し肉盛。
⑩ 表面処理 溶射、めっき、TD処理等の表面処理の部分肉盛補修。

比較
レーザー肉盛 アルゴン(TIG)溶接
肉盛
イメージ


肉盛部
イメージ
長所 ①操作が簡単
②熱入力が低い(ひずみ、応力、二番ひけ、酸化がない)
③高精度な肉盛・溶接が可能(仕上時間、費用を軽減)
④狭い溝、穴の底面、側面、内角の隅肉への肉盛も可能
⑤予熱、後熱が不要
①肉盛スピードが速い
②装置が安い
③密着強度が大きい
④下向きの他、立向きの肉盛も可能
短所 ①大量に肉盛する際スピードが遅い
①熟練を要する
②熱入力が大きい(ひずみ・応力が発生)
③二番ひけ(アンダーカット)が発生
④余肉大(仕上げに時間と費用がかかる)
⑤狭い溝、穴の底面、側面の肉盛が困難

二番ひけ測定

原理